Pure Water (RO) · 2026

ミネラルを足さないという選択
純水(RO水)サーバー比較

ウォーターサーバーの水は「天然水」だけではありません。逆浸透膜(RO膜)で不純物もミネラルも取り除いた「純水(ピュアウォーター)」という選択肢があります。硬度がほぼゼロで、赤ちゃんの調乳や薬の服用に向く一方、価格や配送エリアには各社で大きな差があります。実際の公式料金をもとに整理しました。

01硬度ほぼゼロ
調乳に向く
021L単価は
2倍近い差
03配送エリアに
制限がある
Scroll to read
— Conclusion First —

先に結論:
純水を毎日使うなら、1L単価の差が効いてくる

アルピナウォーター
約111円/L
12Lボトル1,328円・関東エリア(税込)
ピュアハワイアンウォーター
約215円/L
3ガロン(11.4L)2,451円(税込)
1年でつく差
約28,000円
月24L使用・水代のみで試算

※2026年8月2日時点の各社公式サイト掲載価格(税込)。エリアやボトルサイズで単価は変わります。サーバーレンタル料・送料は含みません。

「純水」「ピュアウォーター」「RO水」は、いずれもほぼ同じものを指します。原水を逆浸透膜(RO膜)という0.0001ミクロン級のフィルターに通し、不純物を分子レベルで除去した水です。

この工程では、除去したいもの(細菌・ウイルス・重金属など)と一緒に、ミネラル分も落ちます。だから純水は硬度がほぼゼロになります。これは欠点ではなく、用途によっては明確な利点です。

逆に「ミネラルを摂りたい」「産地の味を楽しみたい」という目的なら、純水は向きません。そこは天然水の領分です。どちらが上ということはなく、目的が違います。

Pure Water vs Natural Water

純水と天然水は、何がどう違うのか

「どっちが体にいいか」ではなく、「何に使うか」で選ぶのが正解です。

比較項目 純水(RO水・ピュアウォーター) 天然水
硬度 ほぼ0(超軟水) 採水地により20〜80程度が中心
ミネラル ほとんど含まない カルシウム・マグネシウム等を含む
味の傾向 クセがなく、素材の味を邪魔しない 採水地ごとの個性がある
赤ちゃんの調乳 そのまま使いやすい 硬度が高いものは注意が必要
薬の服用 ミネラルの影響を考えなくてよい 一部の薬はミネラルと相互作用がある
コーヒー・お茶 豆や茶葉の風味が出やすい 硬度によって抽出の出方が変わる
製法 RO膜でろ過(採水地を問わない) 採水地の水をそのまま処理

※調乳や服薬について不安がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご確認ください。ここでは一般的な傾向を整理しています。

Price Comparison

純水サーバー3社の料金を並べる

同じ「純水」でも、1L単価には2倍近い開きがあります。

項目 アルピナウォーター ピュアハワイアンウォーター クリスタルクリアウォーターズ
水の種類 北アルプス湧水をRO処理
(硬度1.05)
ハワイ地下200mの水をRO処理
(純度99.9%以上)
RO処理による純水
主力ボトル 12L/1,328円
(関東エリア・税込)
3ガロン11.4L/2,451円
(税込)
公式PDFに記載
1L単価 約111円 約215円 公式PDFに記載
小容量ボトル 7.6L/1,036円
(全国対応・約136円/L)
2ガロン7.6L/1,933円
(約254円/L)
公式PDFに記載
サーバーレンタル料 床置き・卓上 月770円
エコサーバー 月1,100円
エコサーバー 月330円 公式PDFに記載
設置月のレンタル料 無料 無料
配送エリア 12L・18.9Lは関東/北関東/関西・東海
7.6Lは全国(沖縄・離島除く)
自社配送エリアは送料無料
本州385円・北海道四国九州660円/箱
公式サイトで確認
注文単位 12L・18.9Lは本単位
7.6Lは3本/箱
3ガロンは2本/箱
2ガロンは3本/箱
公式サイトで確認

※2026年8月2日に各社公式サイトで確認した税込価格です。アルピナウォーターは2025年10月1日、ピュアハワイアンウォーターは2026年5月1日、クリスタルクリアウォーターズは2026年6月30日に価格改定の告知が出ています。最新の金額は必ず公式サイトでご確認ください。クリスタルクリアウォーターズは公式サイト上で料金をPDFでのみ公開しているため、当サイトでは金額を転載していません。

Monthly Simulation

月24L使うと、いくら違うのか

大人2人が1日800mlずつ飲む想定(月24L)で、水代+サーバーレンタル料を計算しました。

💧

アルピナウォーター(関東・12Lボトル)

  • 水代:1,328円 × 2本 = 2,656円
  • サーバー:床置き型 770円
  • 配送料:無料
月 約3,426円(24L)
🌺

ピュアハワイアンウォーター(3ガロン)

  • 水代:4,902円(11.4L×2本=1箱)
  • サーバー:エコサーバー 330円
  • 配送料:自社配送エリアは無料
月 約5,232円(22.8L)

※水代は本数単位のため、実際の注文量は上記と前後します。ピュアハワイアンウォーターは1箱2本単位のため22.8L換算です。電気代は含みません。

Recommendation

目的別・純水サーバーの選び方

価格だけで決めると、配送エリアで詰まることがあります。順番に確認してください。

1

アルピナウォーター

純水系で最安クラス・北アルプス湧水が原水

北アルプス(長野県大町市・標高1220m)の湧水をRO処理した純水。硬度1.05の超軟水で、12Lボトルなら1L約111円と純水系では際立って安い。採水から配達まで自社一括管理でコストを抑えている。ボトルサイズが12L・18.9L・7.6Lの3種類あり、家庭からオフィスまで対応できる。

1L単価
約111円
Server
月770円〜
硬度
1.05

こんな人に向いている

  • 純水を毎日たっぷり使いたい(1L単価が効く)
  • 配送エリア内(関東・北関東・関西・東海)に住んでいる
  • オフィスなど大容量が必要(18.9Lボトルあり)
  • エリア外でも7.6Lボトルなら全国配送に対応
アルピナウォーターの詳細を見る →
2

ピュアハワイアンウォーター

純度99.9%以上・ハワイ産のRO純水

ハワイの地下200mから汲み上げた水を、RO膜で5段階ろ過し、紫外線照射とオゾン処理で仕上げた純度99.9%以上のピュアウォーター。水源地はハワイ州政府が立ち入り禁止として管理している。1L単価はアルピナより高いが、サーバーレンタル料は月330円と安い。ボトルは11.4Lと7.6Lの2種類。

1L単価
約215円
Server
月330円
純度
99.9%以上

こんな人に向いている

  • サーバーのレンタル料を抑えたい(月330円)
  • 使用量が少なく、1L単価より固定費が気になる
  • ダブルチャイルドロック付きサーバーが欲しい
  • 自動クリーニング機能で衛生面を任せたい
ピュアハワイアンウォーターの詳細を見る →
3

クリスタルクリアウォーターズ

RO純水の宅配・老舗事業者

RO処理による純水を宅配している事業者。製品水の放射性物質検査結果を外部の公的検査機関に委託して定期的に公表しており、直近では2026年6月30日に価格改定の案内を出している。ただし公式サイトが料金をPDFでのみ公開しているため、当サイトでは金額を転載していません。検討する場合は公式サイトで最新のPDFをご確認ください。

水の種類
RO純水
料金
公式PDF
検査公開
定期実施

確認しておきたいこと

  • 最新の料金は公式サイトのPDFで確認が必要
  • 配送エリアと注文単位も公式サイトで要確認
  • 製品水の放射性物質検査結果を公表している
  • 2026年6月30日に価格改定の案内あり
クリスタルクリアウォーターズの公式サイトへ →
Before You Order

申し込む前に、必ず確認したい3点

純水サーバーは「安いと思って申し込んだら対象外だった」が起きやすいジャンルです。

📍

配送エリアの制限

最重要

アルピナウォーターの12L・18.9Lボトルは、関東・北関東・関西・東海に限られます。甲信越と四国は専用サイト経由です。エリア外の場合、選べるのは全国配送対応の7.6Lボトル(1L約136円)になり、想定していた単価と変わります。ピュアハワイアンウォーターも、自社配送エリア外では1箱あたり385〜660円の送料が乗ります。まず自分の住所が対象かを確認してください。

📦

注文単位と最低本数

要注意

ピュアハワイアンウォーターは箱単位の注文で、3ガロンは2本/箱、2ガロンは3本/箱。さらに自社配送エリアでは1回の注文につき2箱からです。つまり最小でも4本(45.6L)まとめて届きます。一人暮らしで消費が追いつくか、置き場所があるかを先に考えておく必要があります。アルピナウォーターの7.6Lボトルも3本/箱です。

💴

価格改定が続いている

3社とも

今回調べた3社は、いずれも直近1〜2年以内に価格改定の告知を出しています(アルピナウォーター2025年10月1日、ピュアハワイアンウォーター2026年5月1日、クリスタルクリアウォーターズ2026年6月30日)。当ページの金額は2026年8月2日時点で公式サイトに掲載されていたものです。申し込み直前に、必ず公式サイトで最新価格を確認してください。

FAQ

純水についてよくある質問

純水はミネラルがないと聞きました。体に悪くないですか?
飲料水からミネラルを摂る割合はもともと大きくありません。日常の食事から摂れているため、水にミネラルがないこと自体が問題になるわけではありません。ただし持病がある方や、ミネラル摂取について医師から指示を受けている方は、かかりつけ医にご確認ください。
赤ちゃんのミルクを作るのに使えますか?
純水は硬度がほぼゼロの超軟水なので、粉ミルクの調乳に使いやすい水です。粉ミルクは水道水で調乳することを前提に成分設計されているため、ミネラルの多い硬水よりも純水のほうが設計に近くなります。なお、調乳には必ず一度沸騰させるなど、粉ミルクの表示にある手順に従ってください。
天然水と純水、どちらを選ぶべきですか?
目的で分かれます。産地の味やミネラルを楽しみたいなら天然水、調乳・服薬・コーヒーの抽出など「水に余計な要素を入れたくない」用途なら純水が向きます。味の好みも分かれるので、可能なら少量から試すのが確実です。
RO水は「水道水をろ過しただけ」と聞きましたが?
原水は事業者によって違います。今回の3社では、アルピナウォーターは北アルプスの湧水、ピュアハワイアンウォーターはハワイの地下200mの水を原水にしています。RO膜は仕上げの工程であって、原水が水道水とは限りません。気になる場合は各社の「水源」ページを確認してください。
1L単価が安ければ、それが一番お得ですか?
使用量によります。使用量が多いほど1L単価の差が効き、少ないほどサーバーレンタル料などの固定費が効きます。月24Lならアルピナウォーターが安くなりますが、消費が月10L程度ならサーバー料が月330円のピュアハワイアンウォーターとの差は縮まります。自分の消費量で計算してみてください。

純水を毎日使うなら、1L単価から見直す

純水サーバーは、水の種類が同じでも1L単価に2倍近い差があります。まずは自分の住所が配送エリアに入っているかを確認し、そのうえで月の消費量で計算してみてください。

アルピナウォーターの料金を見る →